この時期にこんな厚岸湖・・・(中嶋 均編)

「今の厚岸湖信じられない・・・」今回の収録が2月12日。この段階で、厚岸湖に氷がないそうです。 今までに見たことがないと中嶋氏。写真を送っていただきましたが、一目瞭然ですね。 例年は、3月10日くらいから20日くらいに氷が割れる感じと。気温が高いからなのか?水温が高いからなのか? 理由はわかりませんが、こんなことはなかったそうです。いつもよりも1ヶ月以上早い感じがするとおっしゃっていました。 ただ、水温が高いので、牡蠣もあさりも生育は良いそう。実入りも良いそうで、おいしさも変わらず。長い目で見るとどうなのかはわかりませんが・・・。 また、水温が高いためか水の透明度が良くないそう。プランクトンがたくさんいるのでしょうか? 「コマイやキュウリが少ない感じがするけれど、去年はサヨリがあがったりして・・・その様な変化が今年はあるのか?まだそれはわからないですね。」 さて、旭川に行かれた中嶋氏、市場調査も兼ねていた様で、旭川の牡蠣を視察してきたそうです。 旭川の牡蠣はサロマ産が多いそうです。函館は知内産、釧路は釧路町仙鳳趾産が多く、札幌には厚岸町産が多いとか。 やはり産地が近いところのものが市場に出回っている感じです。 ※写真は中嶋均氏からお借りしました。

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2025.0228O.A 「続縄文時代とは・・・」

小田島賢さん(厚岸町海事記念館 学芸員) 縄文時代の後に来る時代は、北海道では弥生時代ではなく、続縄文時代という名称。縄文時代晩期から本州の文化の影響を受けていながらも、弥生時代特有の稲作をしていないのが続縄文時代の特色。また、縄文時代から引き続き、山でシカなどの動物の狩りを行ったり、海や河川、湖で海産物を獲ったり、野山でベリー類などの資源を採集したりしていました。ただし、縄文時代よりも漁業に特化するというのが大きな違いのようです。「例えば道南の続縄文時代の遺跡では、ヒラメ、それもある一定以上の大きさのものしか獲らなかったという研究結果や、魚形石器といったルアーのような遺物が遺跡から出土しているのが特徴です。」釧路・根室などの道東部でもメカジキやヒラメ等の魚種を選択して漁を行っていたそう。それが紀元前4世紀ころから紀元後7世紀頃。これは本州での弥生時代から古墳時代にあたります。 縄文時代~擦文時代における時代の指標はやはり土器。続縄文時代の土器の変遷は、研究者によっても若干の違いはあるそうですが、小田島氏はは大きく4つの時期にわけているとおっしゃっていました。続縄文時代の初頭・前期・中期・後期の4つ。 続縄文時代<初頭>の土器は、全道的に様々な特徴の土器が乱立する時期で、研究があまり進んでいないそうです。この時代の人々が土器を作る際の技術に様々な交錯があったものと小田島氏は考えているそう。<前期>の時期は道内でも地域ごとに様々な特色があるそうです。道南部では、縄文晩期の土器の特徴を引き継…

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2025.0227 O.A 河口編

・All in the Name of Love / David Roberts ・Some One Like You / David Roberts ・She's Still Mine / David Roberts ・Wrong Side of the Tracks / David Roberts ・Anywhere You Run To / David Roberts ・Another World / David Roberts ~今回は河口氏セレクト、David Roberts 特集です。 出演は河口氏&midoriです。

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