パリの街並みはいつから?(武束 祥子編)

オリンピックでなんとなく身近に感じたパリ。現在はその街並みがとても綺麗なのですが・・・。 今のパリの景観の土台は、19世紀半ばに始まった都市整備<パリ大改造>によりできたもの。近代都市に生まれ変わったパリの姿をとらえた作品を今回はご紹介。 1850年初頭以前のパリは、狭い路地に多層構造の建物がならび、道には光もほとんど届かず、風も感じられない状態だったそう。道は、ゴミや汚物のにおいが立ち込め、住民が捨てたそれらのゴミがセーヌ川に流れ込み、生活水を汚染。コレラなどの病気も流行しているような状態だったと・・・。夜は、オイルランプが所々に設置されるも、ほとんどが暗闇状態。夜にランプをもつ道先案内人などの職業もあったそうです。そんな改造前のパリを描いた”芸術的絵画”はほとんどないのです。 オスマン改造前の風景は、エッチングやダゲレオタイプなどの写真技術を用いた”記録的”なものがほとんどと武束氏。不衛生で病人も多く、また家を建てるの燃えやすい木材を使用したため、火災が頻繁に起こったそう。そんな理由から、ナボレオン三世がロンドンの街を視察した時にその美しさに感動し、「パリの街もこうあるべき」と即座にオスマン知事に話し、ナポレオン三世の構想のもとオスマン知事によるパリ大改造が着手されたのです。狭い道を拡張しつなげ、上下水道の設置、ガス灯の設置、区画の整備(11区から20区に拡張)、区画ごとに公園を増やし、教会なども立て直しを行いました。また、区画を限定し、建物の色や高さを制限し、今につながる統一感ある…

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2024.0830 O.A 戦艦<三笠>はご存じですか?

菊田真寛さん(会社役員) 今回は、横須賀の三笠公園にあります戦艦三笠について。横須賀は神奈川県の三浦半島の東側に位置して東京湾に面しています。東京の品川から、京浜急行あるいは、JR横須賀線で1時間余り。 戦艦三笠がある三笠公園は<日本の都市公園100選><日本の歴史公園100選>に選ばれた横須賀を代表する公園とのこと。横須賀新港に面していて、大日本帝国海軍の戦艦三笠が保存公開されているそうです。三笠公園の広さは、36,000㎡、東京ドームの0.8個分、大体同じくらいの広さのようです。公園には、テーマがあり〜水と光と音〜だそう。「申し訳ないですが、訪れた日はとても暑い日だったので、京浜急行線、横須賀中央駅から徒歩15分くらいのところで、水、光、音は感じることはできませんでした。日差しも強く、水分補給しながら行きました。」芝生広場には、高さ18mのモニュメント、東郷平八郎連合艦隊司令長官の銅像や、戦艦大和と同じ砲弾も展示され、さらに石碑も建立されていたとおっしゃっていました。 この戦艦三笠は実は、復元されて記念艦<三笠>として、現在は防衛省が管理する国有財産となっているそうです。大きさは、全長122m、幅23m、排水量15,000トン。同じ時期に建造された世界の戦艦と同じ大きさの戦艦だったそうです。「実は、復元された戦艦だとは知りませんでした。今回初めて知った次第です。」 戦艦<三笠>は、明治35年1902年にイギリスで建造されました。日露戦争における日本海海戦では、バルト海から当時のロシ…

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2024.0829 O.A midori編

・青春謳歌 / 林田健司 ・SHERRY / 林田健司 ・ランデヴー In the Sky / 林田健司 ・Physical #2 / 林田健司 ・Long Distance Love / 林田健司 ・・・・・・/ 林田健司 ~今回はmidoriセレクトの楽曲です。林田健司特集です。30分では終わらないアーティストばかりで悩みまくり〜。レア音源もかかるかも・・・(笑) 出演はmidori一人でお送りします。

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