seal art beautiful lights
事務用品でよく見る丸いシール。これを使ってアート作品を作りあげる大村雪乃の世界。
大学生の時に身近にある文房具の丸いシール使い、大都会 東京の夜景の作品を作ったのが一番最初の作品。
安価な素材でゴージャスな夜景を表現する・・・ちょっと皮肉も込められた作品です。
遠くから作品を見るとまるで写真にも見えるのですが、近づいてよく見ると、あのシールなのです。
現在は、カッティングシートを使っての表現が増えて、ますますその作品の幅が広がっています。
武束氏もチープ素材で豪華な夜景を表現するそのギャップが面白いとおっしゃっていました。
実は、武束氏の気になる作品を教えていただきました。
それがほとんど私と同じで、そちらにびっくりした私ですが・・・。
数少ないシールで表現する都会ではない夜景。
雨の日にガラスに映ったライトのような不思議な半具象の作品。
そして枯れてしまったコスモスを黒いシールだけで表現した作品。
どれもこれもシールで表現されているから、圧巻です。誰でもシールを貼ることはできます。
そんな身近な素材を使って、自分ならではの表現にチャレンジしてみるのも面白いと思います。
「Bギャラリーの最後に、大村さんが下書きをしてくれた大きな作品があります。そこに皆さんもシールを貼って大きな花火を完成させてくださいね。」
(奇跡のシールアート 大村雪乃の世界 は8/18まで釧路市立美術館で開催中です。)