Into the world of looking get stuck in

もう見立ての世界を体験なさった方が多いと思います。 はまってしまって、台所のスポンジが・・・普段使っている文房具が・・・あの食べ物が・・・ 気になって仕方がない方もいらっしゃるかもしれません。 私たちの脳に刺激を与えてくれた田中達也氏。「ちょっと視点を変えてクスッとしてみて・・・」とおっしゃったかどうかは不明ですが、そんな彼の声が聞こえてきそうです。 そのものズバリのタイトルもありますが、ちょっとひねったものや、アイロニーめいたもの、 タイトル含めての作品だと思います。 まだ、ご覧になっていない方にはぜひ一度この世界を体験してみていただきたい内容です。 そして、はまってしまった方にもまた足を運んでいただきたい展覧会です。自分の気持ち次第で変わって見えてくることもあるハズ・・・。 「スポンジの前でじ〜っと立ってご覧になっている方を遠くからみると、とてもそれがシュールでなんとも言えなかったです。だって、スポンジと一緒にある人形が 見えないから、ただスポンジをじっくり眺めている様にしか見えないんですもん。」とは武束氏。 いろいろなことを考えさせてくれる田中達也ワールド、私は刺激をたくさんいただきました。 introductionに彼の伝えたいことが凝縮されていると思います。 (ミニチュアライフ 田中達也 見立ての世界は9/11まで釧路市立美術館で開催中。)

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2022.0831 O.A 釧路赤十字病院 内科 古川真氏 ~2~

今回は糖尿病について。糖尿病というと甘いものというイメージですが、糖分は体の中のエネルギーそのもの。車で言うところのガソリンみたいな役割をしています。 これがないと人間は動くことができない。脳の神経はブドウ糖しかエネルギーにする事ができないのです。食べ物を食べた時に必要な糖分を体の中に吸収して使うまでの 間を糖代謝と言います。食べ物を食べている瞬間から栄養をいかに取り込むかを体の中でやっていく仕組みができているのです。胃の中はミキサーみたいな感じで消化したものを腸へ送る。そこで膵臓が出てきます。これは特殊な臓器で一部は消化酵素のアミラーゼやリパーゼといったさらに消化する酵素が流れてきて、分解。最終的には糖分の一番小さい物質であるブドウ糖にします。ブドウ糖まで分解すると膵臓からインスリンというホルモンが出てきます。 それがブドウ糖とくっつき栄養素として体の中、血液中にとりこまれます。最初に肝臓に入ります。そこで何をするかというと貯金をするのです。 肝臓は糖分の貯蔵庫。食べたものの半分位は肝臓で貯金されます。蓄えたグリコーゲンは食べていない時は、貯金を切り崩して使います。 膵臓からはインスリンとグルカゴンという2種類のホルモンが出てきます。かたや血糖値を下げる、肝臓に貯金をしたり、細胞で使う時に必要なインスリンホルモン。 グルカゴンは、貯金したグリコーゲンをおろす時に使う。血液中に足りなくなった糖分をグリコーゲンからブドウ糖に戻して血液中の糖分の濃度を一定にします。 そうする事により…

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コミュニケーション能力(Chris Knoepfler編)

今回は、コミュニケーション能力についてChris氏が感じたことを含めて伺いました。 まず、2009年から5年間務めたALTの経験から。感じたことはゲームや歌ばかりで、コミュニケーション重視とは言えない、目標がはっきりしていないということ。 現在はコミュニケーションの意義、英語を使って何ができるか(CAN-DO)に重きがおかれているそうで、小学校英語にも変化が出てきたそうです。 そもそも、コミュニケーション能力の定義ですが、4つほどあげることができると。 まず、文法的能力。これは言わずもがなのいわゆる学校で教わる文法的なこと、語彙など。 次に、談話能力。こちらは会話を含めて、話の流れを整理して書く、話す、統一感。 次に社会言語能力。いわゆるTPOに合わせて会話をすること。例えば、”let’s be friends” “Do you have a pen” “また今度ね” この「let's be friends」はそのまま訳すと「友達になろう」ですが、男性が女性に話した時、女性がそれに応えてそう言った場合、 「友達でいましょう」「わかれましょう」という場合も考えられます。 最後に方略的言語能力。目標を達成するための工夫が必要と。誤解がネイティブスピーカー同士でもよくあるそう。ですから乗り越える力が重要になるのです。 ALTの経験で、ある中学生と話した時に「What did you do last weekend?」と聞くと、「・・・I studied」とだいたいの生徒が返して…

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