japonais authentique
緻密・非常に細かい・肩こりそう・これが手作業?一番最初に作品を見せていただいた時の私の感想です。
曼荼羅、幾何学模様を切り絵になさっている樫尾容子氏。やはり手先は器用で、幼い頃から図画工作・美術が得意だったそう。
なぜ切り絵を始めたのでしょう?実は大人の塗り絵を始めやっていて、それを切り絵にできないかと自分なりにリメイクしてチャレンジしたのが最初とのこと。
テーマはその時その時によって変化し、思いつくまま下絵を作成。その時のイマジネーションの元は自然の様です。
風の匂い、海の波の音、川のせせらぎ・・・。自分の中にためたイメージを増幅し、下絵に込め、それから無心で切る。
実は今回、フランスパリで開催されている「サロンアート ショッピング パリ」に出品なさったのです。
樫尾氏がアップしているインスタグラムの写真にダイレクトで連絡が舞い込み・・・。
その時に出品なさったのが、一番上の作品2点です。
一つは命がテーマ。コロナウイルス が蔓延している中、命の尊さを感じ、自分らしく生きること、人も動物も自然も地球も全ては繋がっている。そう感じて作成した作品。
もう一つが勲章がテーマ。誰もが違う才能や素質を持っていて、皆が違って良いんだ。そしてそれぞれの色で輝いているという思いで作成した作品。
やはり切り絵の細かさが評価されたのでは?と樫尾氏。関係者の方やお客様の反応も届いたそうですが、
・日本人の緻密さを感じる・かかる時間や作業工程、道具を詳しく見たい
・色合いが好き・禅を感じる…